「幸せなお産」が日本を変える

う・う・訴えられるよう・・・・!!!

と、他人ながら勝手に心配してしまうほど、この本の著者である吉村先生は、独自のお産を追求なさっています。

独自?というより、日本古来のお産と言ったほうが正しいかなあ。

薄暗い和室で、台には乗らず自分の好きな格好で。

ほとんど薬は使わず、一人一人生まれもったホルモンの力?のみで、いきむことすらしない・・・・・という出産だそうです。

その結果、吉村医院そのものはまったく儲からず、先生も365日休みナシ

陣痛促進剤も使わなければ、帝王切開もしない(必要になったら別の病院に搬送するそうです)・・・・・

母乳のみなのでミルクの会社の営業も来ない・・・・・

・・・・・・って、聖人レベルじゃないですかっ!!!

なにが、なにが悲しくて、せっかくお医者さんになったのに、こんな貧乏暇なし生活??

・・・・っていうのは、一般的なお医者さんのイメージと比べての話ですが。

でも、でも、・・・・・

もし仮に自分が産科医だとしたら、こんな生き方できるかなあ・・・・??否、私には無理!!と思ってしまう。

「自分にはこんな生き方できない」という私の考えは、今の社会では残念ながらおそらく多数派であって、それが多数派であることこそが、今の社会の問題点なのかなあ・・・・・と思います。

自分だけは、あまりしんどい思いをせずに、そこそこ暮らしていけるお金を得たい。

それでいて・・・・・・

もし自分が出産する機会が訪れるなら、吉村医院みたいな所がいいなあ・・・・・と思ってしまうこのエゴ。

お医者さんのお休みに合わせて陣痛促進剤を使われて、それでも出産できなくて最終的に帝王切開・・・・・なんて経験はつらくて大変そうすぎるけど・・・・・・

「自分だけはラクをして、そこそこお金を得たい」

なんて考えでいる限り、私自身がもしそんなつらい目に遭っても、文句は言えないのかも・・・・・。

自然に生まれる赤ちゃんは、つるんとしていて血もついてないそうです。

イメージ的に、血まみれで産まれる、と思い込んでいたのですが。

あと、逆子の赤ちゃんも自然に産まれると、腕を胸のところでバツに組んで、アゴを引いて引っかからないようにして出てくるそうです。

赤ちゃんも、いろいろ考えて出てきている???なんかスゴ過ぎます。

あと、吉村医院では、妊婦さんは毎日三時間の散歩、三百回のスクワットが日課だとか。

うーーーーん。プロレスの道場みたい。

なんかヒザを痛めそうで怖いけど・・・・・。

一時間の散歩と二百回くらいのスクワットなら・・・・できるかな・・・・。

粗食だったら大丈夫!!ずーっと食用油をほとんど使わない野菜の多い食生活なので、これだけは自信アリ!ただ、量はまあまあ食べてるかな・・・・・。

やっぱり一日でも長く、吉村先生には長生きしていただきたいです。

そして願わくば、誰も先生を訴えないでいてほしい。

そして、後継者となる助産婦さんや産科医さんが育ってくださったら、いいなあ・・・・・

「幸せなお産」が日本を変える #講談社プラスアルファ新書#

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不妊?

結婚して一年ちょいが経ちますが、赤ちゃんのできる気配はまるでなし。

もう30代半ばだし、そろそろ焦った方が、いいのかなあ・・・・・・

と思いつつ・・・・・

婦人科の門を叩くのがズルズル遅れつつありました。

毎日毎日、基礎体温はちゃんと測ってはいるのですが、グラフに記入はしておらず・・・・

しかし・・・・。

先日、うりゃっ!!と思い立ち。

花王?さんのロリエのサイトから、基礎体温表をダウンロードさせていただき印刷!!(めちゃカワイイ表がたくさんあってオススメでした)

今年一月一日からの基礎体温を、6ヶ月分まとめて!!

グラフにチマチマ記入!!

定規も使わず!!

フリーハンドにて線を引き!!

翌日やっと・・・・婦人科に到達することができました。

なんかこういうのって、勢いが必要なんですよ・・・・。

で、ご説明いただいたのが、「6ヶ月間指導して、それでも妊娠しなかったら、不妊外来を紹介しますよ~」とのこと。

6ヶ月・・・・・。けっこう短いような。

やはり年齢的に・・・・・・・ガーーーン・・・・・。

そしてそして、「不妊外来に行ったら、多分すぐに人工授精を勧められるやろうね~」とのこと。

ひょえーーーーー。人工授精!!

なんか、遠い遠い分野の話題だと思っていたら、半年後にはもしかしたら実際の話になるのかあ・・・・・と、ビビリました。

でもでも、タイミングの指導だけで妊娠する方も、10人に1人くらいはいらっしゃるそうなので、あまり気負わずに始めてみようかな・・・・と。

10人に1人って、かなり少ないような気もしますが・・・・。

それにしても、女性はタイムリミットがあるから大変ですね。

男の人は、多分ですけど60歳くらいまでなら子どもを授かれる・・・・・と思うので、うらやましいです。

エコーで子宮や卵巣のチェックしていただき、ついでに子宮頸がん検査もされました。

ていうか、いつも婦人科に行くと、自動的に子宮頸がん検査をされています・・・・

そして今回受診した際、2年前の子宮頸がん検査の結果をいただいたのは、私デス・・・・・。すいません、ずっと受診しなくて・・・・・。

子宮内膜症とか膿胞とかも見つからず、まずまずといったところでしょうか。

次の受診では、卵巣から卵がポコッ・・・・と出てくるエコーの画像が見られるとのこと。

そんなん見えるんや~~・・・・・。

婦人科受診は何度かしてますが、まだまだ勉強不足です・・・・。

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新編弓張月

言わずと知れた・・・・かどうかは分かりませんが、滝沢馬琴が源為朝を主人公として書いた『椿説弓張月』を、児童書向けにあらためた本です。

里見八犬伝』は世に知られていると思いますが、こんな戯作があったこと、また源為朝を主人公とした・・・・数々の妙ちきりんな伝説があることを、今回初めて知りました。

児童書だし、歴史の勉強にもなるかな???

と思いましたが、歴史の参考にできるのは、上巻まで。

下巻では、なんと伊豆にて討伐されたはずの為朝が、沖縄に渡り大暴れ。実は王のお父さんであった・・・・・!!との、なんとも奇天烈で楽しいストーリーが繰り広げられます。

おそらく、おそらく・・・・

本物は、めっちゃくちゃ長いんだろうなあ・・・・・

と思いました。

次から次へとキャラが登場してはあっさり死んでいくものだから。

このめくるめくテンポ展開・・・・淡々と死んでいく様子が、いかにも現代では・・・ありえないストーリーなのかな・・・・と思いました。

しかし、心配することなかれ。

上巻の3分の1も読み進むことができれば、きっと慣れるはず。

いやー、それにしてもこの表紙のライトノベル風なのはいかに。

新編弓張月〈上〉伝説の勇者  新編弓張月〈下〉妖魔王の魔手

そして内容となかなかマッチしているのも素敵です。

滝沢馬琴、きっと現代に生きていれば、必ずやライトノベル界の巨匠となっていたのではなかろうかと・・・・・。

しかしライトノベルではちょっと・・・・マイナー過ぎるかな?

えー、もっともっと広い出版界の巨匠でしょうかね。

それにしても、保元の乱に敗れ、伊豆大島に流されてからのストーリーは、本当に伝承ゾーンといった雰囲気。

八郎島(八郎為朝と名乗っていたので)が転じて、八丈島という名称になった・・・・とか。

あと印象に残ったのは、にょこの件。

にょこっていうのは長女、という意味だそうで。

だいたい・・・・妻?というか愛妾?になった、「男の島の七郎三郎の長女」(しっちょうさほりのにょこ)は、最後まで名前が与えられておらず・・・・ずっと、にょこと呼ばれているんですが。

おいおい、名前がにょこって・・・・。いやあ、まあ響きはカワイイかもしれないけど。そしてそして、すでに簓江(ささらえ)という立派な妻がいながらの、男女関係。

なんだそりゃ。

まあ・・・・現代の小説やなんかではちょっと・・・・そりゃあるっちゃあるけど・・・・・すんなりとは読者が納得しないような。

まあ、不倫小説なんかはゴマンとあるけど、それともちょっと違うような。

また、沖縄を舞台にした下巻では、もはや何が何やら・・・・・王女の身体に、死んだはずの妻である白縫の霊魂が入っちゃうし、千歳は実は真鶴の卒塔婆だったし・・・・・

で・・・・あーーー、ややこしい!!!

てな感じです。

そいでもやっぱり楽しいですので、最後までぐいぐい読んでしまいました。

当時出版されるとあっという間にベストセラーになったというのも、うなずけます♪

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毛皮のマリー

〈感想〉

繊細で美しく、粋で瀟洒なインテリア・・・・・

と思っていたセットが。

一瞬にして、ガラクタの山に、そして豪華だと思っていた部屋そのものは、立っているのもやっとと思われるほどの廃墟の一角だった・・・・・

過保護と思われるほどに欣也を大切にするマリーの愛情そのものも、後々彼を傷つけるための周到な復讐の準備に過ぎない???

一見美しく見えるものが実は醜かった・・・・・もしくは醜いと思えたものが再び美しいものの裏返しのようにも思える。

観る側の安易な思い込みを揺さぶる、光と闇の転換、そして両者の激しいコントラストが、なんとも独特な世界でした。

寺山修二作品なら、ラストがよくわからん・・・・のは仕方ない?のかもしれませんが、あの終わり方は・・・・私ごときの理解力では・・・なかなかの消化不良です。

ただ、金の孔雀を背にした神々しい白い姿の美輪さんが、「リアル極楽浄土からのお迎え」のように思え、「あ、アタシ、死ぬのかしら・・・・・」と思いつつ、感動の涙を流しそうになりました。ああ・・・・ありがたいことであります。良いものを拝ませていただいたものであります。な~む~・・・・。

えー、今回の思わぬ収穫は、麿 赤兒さんの舞踏が観られたことです!!

麿 赤兒さんは「俳優さん」だとばかり思っておりまして、舞踏界の重鎮であられることをまったく失礼ながら存じ上げなかったのです。

ハイヒールでの見事なエビ反りを拝見しつつ・・・・・

「うわー、麿 赤兒さん、むっちゃ身体やわらかいなーー。

踊り、なんか異様にオーラあるなあ。

めっちゃうまいし。

なんだこりゃーーー・・・・」

などと、返す返すもおバカなことを考えておりました・・・・。

バカバカ、アタシのバカ・・・・・。

またいつか機会があれば、本格的な麿さんの舞踏を拝見してみたいものです。

そういえば、よくよく思い返してみるに、大好きな天沢退二郎さんの『光車よ、まわれ!』にも、「あんたの演技は見込みがあるわよ、がんばれば、マロアカジみたいになれるかもしれないわ」というルミのセリフがあったんだった。

当時から、有名でいらっしゃったんですねえ・・・・。

あとあと、美少女・紋白を演じた方の、緩急強弱織り交ぜたセリフまわしに感嘆いたしましたです。まさに七色の声!ですね~。会場内は笑いの渦でした。しかし・・・・美少女っていう感じには思えないかもしれにゃい・・・・・。

〈おまけ〉

①会場全体が、トイレの個室内にいたるまでよい香りで包まれていました。こ、これは、もしかして、美輪サマご愛用「タブー」の芳香・・・・・・!!と思いスーハースーハー。ローズ系とサンダルウッド系にほんの少し柑橘が混ざったような???印象でした。

②日曜ということもあってか、男性の姿がちらほらと。男性の二人連れもけっこういらっしゃいました。あれはやはりカップル???

③ロビーには花束?というか花輪?がズラリ。江原啓之さんの花だけを皆さん写メしてらっしゃいました。なぜ???カリヤザキさんとマッキーのお花は立派な胡蝶蘭でした。

④インフルエンザで公演が中止(大阪なので・・・)されることもなく、無事に舞台を拝見できて良かった良かった。麿さんの「あんたたち、マスクしなくて大丈夫なわけ~~??」みたいなアドリブも見られましたし。もしかして、俳優さんたちもビビってたのかなあ。きっと全員罹患することもなく無事だった・・・と思われます。

⑤いちばん後ろの席だったため、分かりませんでしたが・・・・一緒に観ていた母によると、なにやら俳優さんの中に一人、ものすごいイケメンがいたらしい(母は双眼鏡を持ってました)。集団で舞台に立ってるときに後ろの方にいたそうな。手をウルトラマンみたいな格好にしていたそうです(注意:欣也くんではありません)。全然分からんかった・・・・・。残念。

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ぼくとルークの一週間と一日

ネタバレですので、未読の方は、ご注意ください!!

読後感は・・・・大好きな大好きな、『星空になった犬』に似通っています。

ほっとしたような、うら寂しいような、複雑な心境。

しかし最後の最後まで、ネタ元の伝承についてピンと来ず・・・・「ロキ」「ジークフリート」という名前を聞いて初めて・・・・・・

「あ~~、あれかあ~~!!」

と叫んでしまった次第であります。

しかし、北欧神話もジークフリートも、ほんっとうに途切れ途切れの記憶。

ジークフリートはワーグナーの「ニーベルングの指輪」の抜粋CDをダンナが所有しており、ライナーを読んで、「なんやゴチャゴチャしてよう分からんストーリーやなあ・・・・」としか覚えてなかったし。

ロキにまつわるうんぬんは、小学生の時分に読んだファンタジー小説のネタ元になっていた・・・・はず。なので・・・・・北欧の神様の名前が曜日の起源になった。最後に戦って、世界が滅ぶ。くらいの記憶でした。

だけど、ロキという愛すべき?憎めない?火といたずらの神様は、小学生の私にとって強烈な印象を残し、そのイメージだけは残ってましたねーーー。

で、今回ダイアナ・ウィン・ジョーンズは、彼女なりのロキ像を、見事に造詣してくださった、と思います。

外見はまったく少年だし。

妙に年上の女性ウケして。

お世辞が上手で。

本当に、当方三十路の女性としましては・・・・・まったくもって・・・・・「かーわーいーいー!!」としか言いようがないくらい魅力的!!

で、神々に恨みをもたれる原因となった事件についても・・・・・・

独創的かつやりがいのあることをやってみたかった。

相手が死んでしまうことを、まったく予期しておらず、ただのイタズラのつもりだった。

と、彼女なりの弁解?の余地をロキに与えてあげているのであります。

ふむふむ。これなら、(あわててウィキを検索した程度の知識の自分ですが)納得できるんじゃない??

もしかして、ロキってみんなに誤解されてて、ものすごーーーーく、かわいそうなんじゃないんですか???

という気分にもなろうってものです。

ジークフリートも・・・・・現代風の若者ファッションに身を包み・・・・・暇つぶしに、勇者の集うゲーセンで遊んでいるとは!!!

今回の作品では、ロキに対する解釈と、この北欧神話の登場人物たちの現代風のアレンジが、たまらなく良いですよね。

美人秘書風?のワルキューレたちは高級車の運転手してるし。

かっくいい!!

ホメてばっかりでもなんですので、頑張ってアラを探してみますと。

ディヴィッドが大きな木のある異世界に入っていくのがちょっと簡単すぎるみたい・・・・に思いました。

あと、いきなり大ガラスと会話できちゃうのも・・・・なんだか簡単。

もうちょっと苦労するなり・・・・ディヴィッドの血筋によって特別に許可されてるとか、そんな設定の方が良かったかなあ?

あと気づいたのは、イギリス?とか西洋社会って、異世界の住人であってもものすごく契約社会が徹底してるのかな、と思いました。

単純に見える契約でも裏になにか意図があるとか。

ものすごく、約束だとか契約に対する意識が、日本の妖怪?だとか伝承とは比較にならないくらい重要視されてますよね。

日本の伝承や化け物って、契約もへったくれもなく問答無用で押し寄せるイメージですが。

あちらの異世界の住人さんは、たとえ異世界であっても、契約でガチガチに縛られてるみたい。というより、契約を結んだ時点で、同じ土俵に立っており、ある意味平等のように思えます。

私がジョーンズの作品でもっとも愛している『九年目の魔法』でも、契約というのがひとつのテーマにすらなっていたような・・・・・。

異世界に対して、自力で立ち向かうことがほぼ不可能に思える日本人にとっては、あちらの契約社会が、なんとなくうらやましくもあります。

だって、頭の回転しだいでこちら側に有利な条件を相手に飲ませてなにかを契約することができるんですもの・・・・・。

日本の化け物さんたちは・・・・・「契約?は?」ていうイメージが・・・・・。

そのかわし、弱点とかも割合あったりしてますけど・・・・。

ぼくとルークの一週間と一日 (創元ブックランド)

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